公開日: 更新日:

「世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ」石倉洋子著

 フリーターを経てハーバード大学で経営学博士を取得し、マッキンゼーのコンサルタントを務め、毎年スイスで行われるダボス会議でも活躍する著者。本書では、彼女がビジネスと向き合う上で常に心がけ、習慣にしていることを教示している。

 席が自由なセミナーやシンポジウムの場合、日本では後ろの席から埋まっていく。しかし、パネリストの目に留まりやすい、目立つ前の席に座ることを自分に強制すべしと著者。必然的に一生懸命に聞くことになり、問題意識も生まれ、自分独自のポジションや意見を持つ訓練にもなるためだ。また、会合などで意見を求められた場合は、口火を切るのがコツ。たとえ驚くような意見でなくても、先手必勝で発言するだけで、一目置かれること必然だ。(日経BP社 1500円+税)



【連載】ザッツエンターテインメント

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末