公開日: 更新日:

「世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ」石倉洋子著

 フリーターを経てハーバード大学で経営学博士を取得し、マッキンゼーのコンサルタントを務め、毎年スイスで行われるダボス会議でも活躍する著者。本書では、彼女がビジネスと向き合う上で常に心がけ、習慣にしていることを教示している。

 席が自由なセミナーやシンポジウムの場合、日本では後ろの席から埋まっていく。しかし、パネリストの目に留まりやすい、目立つ前の席に座ることを自分に強制すべしと著者。必然的に一生懸命に聞くことになり、問題意識も生まれ、自分独自のポジションや意見を持つ訓練にもなるためだ。また、会合などで意見を求められた場合は、口火を切るのがコツ。たとえ驚くような意見でなくても、先手必勝で発言するだけで、一目置かれること必然だ。(日経BP社 1500円+税)



【連載】ザッツエンターテインメント

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由