【最新国際情勢】複雑化する国際情勢の中で日本はどう生き残るべきか。中・米・露を相手に考える。

公開日: 更新日:

「中国人はつらいよ――その悲惨と悦楽」大木康著

 中国文学の専門家である著者によれば中国の歴史に不平等はつきもの。官は民の幸福を考えず、徴税と裁判で人々を苦しめるのが当たり前。官内部も汚職と派閥争いが常套。そんな生き難く世知辛い世界だからこそ漢詩や美食など、快楽を求める文化が大いに隆盛したのだという。色好みも加えれば、これぞまさに悦楽の中国史となるわけだ。副題にいわく、「伝統から彼らの実像を知る」に最適の書。(PHP研究所 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット