「あなたは、なぜ、つながれないのか」高石宏輔著

公開日: 更新日:

 路上ナンパ師や風俗のスカウトマンなどの異色の経歴を持つカウンセラーが、自らの体験を通して説くコミュニケーションテキスト。

 コミュニケーションが苦手な人は、無理をして話し上手になろうとする。一方でうまくいっている人たちは、堂々としてリラックスできている。表面的な手段を身に付けるのではなく、自分が他人と接している時に、どのようなことを感じ、どのように体が動いたのか、静かに丁寧に見つめていくと、振る舞いや発する言葉が改善されていくという。自分の内面と体、さらに相手の体の動きを見つめ、他人との関係性(ラポール)をうまく築いていくためのトレーニング法を具体的にアドバイス。

(新潮社 590円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ