「バケモノの子」興収60億円も 細田守監督“ジブリロス”埋める

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 細田監督のアニメはここ3作品でホップ・ステップ・ジャンプとも言っていいほど興収を挙げている。09年の「サマーウォーズ」が17億円、12年の「おおかみこどもの雨と雪」が42億円、最新作の「バケモノの子」が60億円超である。

 日本映画界は宮崎作品を中心にしたスタジオジブリから大きな恩恵を受けてきた。これからはその抜けた大きな“穴”を細田作品が埋めてくれるだろう。とにかくこの夏、映画界は収穫が多かった。

(映画ジャーナリスト・大高宏雄)

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