ドラマ好発進 小泉孝太郎「親の七光り」脱皮して役者開眼
7日にスタートした小泉孝太郎(35)の主演ドラマ「ペテロの葬列」(TBS系)の初回視聴率が9・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
昨年、同じ月曜午後8時枠で放送された「名もなき毒」に続き、宮部みゆき原作のサラリーマン探偵を主人公にした「杉村三郎シリーズ」のドラマ第2弾。これまで放送された同枠のドラマと比べても、好調なスタートを切った。
「小泉の俳優としての安定感、もっというと風格がドラマに大きく作用しています」と話すのはテレビ誌ライターだ。
小泉は01年に当時、首相だった小泉純一郎のジュニアとして鳴り物入りで芸能界デビュー。
「特に代表作があるわけではないが、映画『踊る大捜査線』シリーズやNHKの大河ドラマ『義経』『八重の桜』などで脇役を好演。親の七光りという声も今は昔ですね」(テレビ誌ライター=前出)
役者としてのみならず、トーク番組のMCや柔道中継のキャスターも務めるなど活動の幅を広げているが、芸能界で成功した秘訣は所属事務所にもあるという。