事故の矢沢永吉は大丈夫? 企業で異なるCMタレントNG行為

公開日: 更新日:

 CM契約を結ぶにあたり契約書には「出演者は、製品(商品)の品位やイメージを損なわないよう配慮する」といった条文が盛り込まれるのが一般的。おしどり夫婦として知られた保阪尚希高岡早紀は「サッポロ一番」などのCMに夫婦で出演していたが、不仲がささやかれた頃に契約を打ち切られた(04年に離婚)。

 また、ミスターこと長嶋茂雄は、特定保健用食品「アミールS」のCMに長く出演していたが、脳梗塞で倒れて以降は起用されていない。

■お酒の広告には厳格な基準

 アルコール飲料のCMに出演している女性タレントは“妊娠”がご法度だとか。6年前にはサントリー「角瓶」のCMに出演していた小雪が妊娠で降板し、現在は井川遥に代わっている。妊娠はメデタイが、酒類のCMに妊娠中の女性を登場させないという業界の慣例にのっとった措置だ。

 実は酒類の広告には、業界団体が定めた厳しい自主基準がある。

「テレビ広告においては25歳未満の者、未成年者にアピールするキャラクター・タレントを広告モデルに使用しないといった基準もあります」(「酒類の広告審査委員会」担当者)

 つまり、ドラえもんは出られないわけ。

 もっとも、最近は元がん患者の宮迫博之ががん保険のCMに出たり、多重債務経験のあるブラックマヨネーズが債務整理のCMに出演するような例もある。キムタクも損保のCMには引っ張りダコかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」