父とコンビ 新人時代の美ユルさんは多忙で逆流性食道炎に
関西の父娘漫才で知られる三吾・美ユル。8月の父、三吾さんに続いて登場の美ユルさん(43)。父とデビュー後はバイトの日々で体を壊したこともあった。25周年を迎える来年からはホロッと泣ける漫才を目指す?
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父とコンビを組んだのは高校卒業後。私はもともと宝塚とか舞台に興味があったんです。
でも、高校生の時に父と同じ松竹芸能のレツゴー三匹のじゅん師匠の付き人を2週間させてもらえた時に「漫才はどうなん?」と話していただいたんです。
「漫才かぁ。父娘漫才は他におらんからお父さんとやるのはいいかも?」と考えました。
父はすでに30年以上も漫才のキャリアがありました。母に相談したら、母は明るい人で「やり~! お父さんとやり~!」と勧めてくれて。
父は乗り気じゃなかったけど、母が説得してくれて、卒業後から父娘で漫才の稽古を始めました。
その頃はうまくしゃべれないから、父が書いたセリフをただ言うだけ。父からコテンパンに言われながら稽古をつけてもらってました。