ネットで酷評…「麒麟がくる」門脇&堺“架空コンビ”の是非
最近、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が記事になるたびに、ネットのコメント欄に〈望月東庵と駒の出演シーンを減らせばもっと面白くなるのに〉といった感想があふれ返る。望月東庵は堺正章(74)演じる医師で、駒は東庵の助手役で門脇麦(28)が演じている。2人とも実在する人物ではないが、劇中では重要な役柄と位置付けられている。
コロナ禍で約3カ月間の放送休止を余儀なくされ、8月30日から再開されたが、視聴率は11~13%台と低迷している。ドラマの評価自体は悪くないだけに、数字が伸び悩む原因としてこの2人が戦犯扱いされている。
「ドラマはいよいよ最終クールに入り、本来であればここからは合戦シーンが目白押しのはずでした。しかし、コロナ感染を防ぐためには集団での撮影は不可。結果、スタジオ内で少人数での撮影がどうしても増えてしまい、語り部的な役割の駒や東庵のシーンが目立ってしまうのです」(NHK関係者)
11月8日放送の「逃げよ信長」では、将軍・足利義昭が織田信長から理不尽な要求を突きつけられたことを駒に吐露。2人で蛍観賞するシーンが放送されたが、この時も〈町医者の助手が将軍と蛍観賞するなんてあり得なさすぎて興ざめする〉といった辛辣なコメントもあった。とはいえ、これはあくまでドラマの演出上の問題であり、当然ながら門脇や堺に責任があるわけではない。