松坂桃李や菅田将暉でもNG? 大人気俳優でもローンが組めないワケ
■頭金を1億円納め、毎年8000万円ずつ返済
それでも、豪邸や億ション住まいの芸能人はそこここにいるようだ。彼らは一体どうやって購入しているのだろうか。
「昔はキャッシュという話もありましたけど、今はそう景気の良い時代ではないので、こういう方法が取られています。たとえば5億円のマンションを購入する場合、20年ローンは組めないけれど、5年なら何とかなるとして、その条件として、まず頭金を1億円納める。そして残りも毎年8000万ずつ返済するというような分割です。これもローンといえばそうでしょうが、ハードルは正規労働者より格段に高くなってしまうのです」(城下氏)
松坂や菅田クラスの売れっ子であれば、このプランでの億ション購入もできるのかも知れない。ある芸能プロ社長はこう言う。
「売れっ子でなくても、そこそこ仕事が続く俳優で信用があれば、事務所が金を貸し付けることはありますよ。一部にでも人気があれば、スポンサーやタニマチがいて、生活の面倒を見てもらっているケースもある。正月のハワイ旅行の費用を全額、出してもらう人も、結構いました。また、個人事務所を設立し、サラリーマンのように会社から給料をもらうようにしてローンを組んだり、会社で金融機関から借り入れし、それで事務所兼自宅を購入したり。皆さん、いろいろやりくりしてますね」
昨今は、俳優もサラリーマン化しているのかも知れない。