Vチューバー「戸定梨香」動画削除問題 増え続けるフェミニスト議連への抗議署名
千葉県警が7月中旬に公開した交通安全啓発動画に登場する千葉県松戸市のご当地女性バーチャルユーチューバー(VTuber)・戸定梨香(とじょうりんか)が、「おへそが見えている」「動くと胸が揺れる」「スカートの丈が短い」などという外的要因を元に、「女性蔑視にあたる」と「全国フェミニスト議員連盟」(以下、議連)から抗議を受け、動画が削除された問題は今もくすぶり続けている。
その抗議によって、実際に一人の女性(※戸定梨香を演じる人)が活躍する場が奪われたことについて、「逆に女性の自由を奪った」「抗議理由に納得がいかない」と、ネットを中心に議連の抗議に対し、反発の声が多くあがっている。VTuberは実際の人間の動作データや肉声を反映し、実在する人たちの結集により具現化された存在なのだ。
戸定梨香の運営を行う事務所・アートストーンエンターテインメントの板倉節子代表を中心に集められた議連への抗議署名は、10月4日現在、6万6000人を超えた。目標とする7万5000人まであともう少しのところまで署名が集まっている。件の板倉氏に話を聞いた。