「ザワつく!」3人が裏紅白のトップに? ダウンタウンも“笑えない”大みそか
19日に出場歌手が発表された、大みそかの第72回NHK紅白歌合戦。昨年は活動休止前のラストステージだった嵐が話題を独占したが、今年は匹敵するアーティストがいない。ジャニーズ枠は前年より減少して「5」。SNS発のアーティストの投入、演歌歌手のリストラなどで若返りを図る紅白だが、2019年は2部制になった1989年以降で歴代ワースト視聴率を更新したほど、世間の関心は薄れてきている。
その裏で健闘していたのは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない」(日本テレビ系)シリーズだ。
2010年から11年連続で“裏紅白”の民放視聴率トップを記録。ところが、今年は中止が決定している。罰ゲームやドッキリ、ツッコミなど「痛みを伴う笑い」がBPOで問題視され、“笑いの刺客”に笑ってしまうと、お尻を叩かれるという同番組のコンセプト自体が「アウト」になる可能性が出てきたのだ。そこで、ダウンタウン続投でお笑い芸人のネタ番組を放送するという。
ダウンタウンとお笑いの大型特番といえば、8月28、29日に放送された「FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」(フジテレビ系)が思い出される。キャプテンの松本人志(58)を筆頭に、中居正広(49)やナインティナイン、千鳥やアンタッチャブルが脇を固めたが、視聴率は2ケタに届かず。ネタ番組の厳しさを突きつけた。