KAT-TUNが紅白初出場で「なにわ男子」が出ない不思議…やっぱり分かりにくいNHKの選考基準
NHKが19日、大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」の出場者発表会見を行った。今年1月発売の3枚目シングル「Grandeur」がビルボードジャパンでデビューから3作連続のミリオンセールスを達成したSnow Manの初出場などが話題を集めているが、ジャニーズファンは今回の発表にあまり納得していない様子だ。
「『初心LOVE(うぶらぶ)』で12日にデビューした、なにわ男子の初出場がなかったことです。初日売り上げが50万枚を突破したジャニーズの期待の星が出場せず、デビュー15周年で今更感すらあるKAT-TUNが初出場を決めたのには驚きました」(30代女性)
NHKは新曲のセールスだけでなく、同局の番組へ「貢献度」の高さや知名度などを総合的に判断して紅白の出場歌手を決める。つまり、トップクラスのCD売り上げがあるからといって必ずしも紅白に出場できるわけではない。ただ、毎年のように「選考基準が分かりにくい」という声が上がるのも事実だ。
「おそらく、昨年は7組が紅白に出場したジャニーズグループが今回5組に減る過程で、なにわ男子の初出場が見送られたのでしょう。ただ、それらはあくまで事務所やNHKの都合であって、受信料を払っている視聴者目線の判断ではないと感じました。今年、目覚ましい活躍をしたとは言い難いNiziUが2度目の出場を決めたことも気になりました」(芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏)
KAT-TUNは、なにわ男子のファンから厳しい視線を向けられながら紅白に出場することになりそうだ。