著者のコラム一覧
荒井さち重昭和歌謡歌手

1969年、千葉県生まれ。元東映社員。松田聖子、中森明菜、小泉今日子ら70、80年代のヒット曲を中心にライブ活動を展開。抱腹絶倒のステージから「女きみまろ」と呼ばれている。

「かわいくないとアイドルにはなれない」と気がついたのは中学生のころ

公開日: 更新日:

 荒井さんは子供のころからアイドル歌手になるのが夢だった。

 ある求人雑誌で〈夢を実現するために必要なものは何か〉というアンケートの結果では、1位が「貯金」で約半数の人がそう答え、2位が「知識の集積」で、3位が「実力をつける」ことだった。お金、知識、実力が不可欠というセオリーなのだが、荒井さんも同じような考えを持っていた。

「幼いころからアイドル歌手に憧れ、ホリプロスカウトキャラバンやサンミュージックのオーディションなどを受けたのですが、ことごとく落選。かわいくないとアイドルにはなれないと気がついたのは中学生のころでした(笑い)」

 荒井さんは資金と実力を兼ね備えるため、学生時代はSHOW-YAのコピーバンドに精を出しつつ、しっかり大手映画会社に就職。イベントのMCなどの仕事をしながら音楽学校のプロ養成コースに通い、デビューのチャンスをうかがっていた。

 そんな荒井さんにデビュー話が持ち上がったのは25歳の時のこと。

「小学生のころから『どうしたら歌手になれるか』、中学生の時も『どうしたら自分のレコードが店頭に並ぶか』をいつも考えていましたから、思いがかなうチャンスでした」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動