旧統一教会問題に消極的なNHK ラジオで“北朝鮮が文鮮明氏たたえ弔電”と報じネットで批判噴出
安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件以降、政治と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係が明らかになる中で、旧統一教会問題を積極的に報じる「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)や「ゴゴスマ~GoGo Smile」(TBS系)などの民放に比べて、NHKの消極的な報道姿勢に対して、ツイッターでは「#もうNHKに金払いたくない」というハッシュタグが拡散される事態となった。
そんななか、NHKラジオが14日午前7時のニュースで、北朝鮮が旧統一教会創始者で、没後10年を迎える文鮮明氏の遺族に弔電を送ったことを報じ、詳細について次のように伝えた。
《…北朝鮮の対外関係の窓口であるアジア太平洋平和委員会は、韓国で創設された旧統一教会、いまの世界平和統一家庭連合の創始者、文鮮明氏の死去から来月3日で10年となるのを前に、昨日付で文氏の妻の韓鶴子総裁ら遺族に対して弔電を送ったとウェブサイトを通じて明らかにしました。弔電では民族の和解や団結などのために傾けた文氏の努力と功績は末長く追憶されるだろう、などとしています。現在の北朝鮮に当たる地域で生まれた文氏は、共産主義に反対する保守系の政治団体、国際勝共連合を設立する一方、南北統一のため努力するとして、北朝鮮に接近しました…》