妻夫木聡「Get Ready!」は《中二病日曜劇場》? ブルーリボン賞効果で視聴者の再獲得なるか

公開日: 更新日:

「ある男」で妻夫木は、名前も過去も変え、別人として生きた“ある男”の正体を追う主人公の弁護士・城戸を演じている。

「怪優・柄本明さんと対峙するシーンがあり、柄本さんの“動”の演技に対して妻夫木さんは“静”。それでも抜群の存在感を醸し出していて、あのシーンだけで、城戸という男の多くが理解できるようだった。一転して『Get Ready!』の“エース”こと波佐間はクセのある役ですが、ノッているところで日曜劇場の主演。今後もきっといい演技を見せてくれると期待しています」(エリザベス松本氏)

 安定した視聴率を誇るTBS日曜劇場だが、山﨑賢人(28)主演の前作「アトムの童」は放送途中から《脚本が幼稚》《音楽だけで盛り上げようとしている》なんて声が増え、途中離脱した視聴者も多かった。

「日曜劇場の主演として山﨑さんは少し若すぎたかも。日曜劇場を明日の活力にしようと楽しみにするアラサー、アラフォー世代は多いですから、主人公の年齢が若すぎるとドラマに入り込めないのかも。その点、妻夫木さんは40代ですし、なによりアンチが少ない。共演者も豪華で、『Get Ready!』は《見たいな》と思わせる仕掛けは十分かと」(制作会社関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”