SixTONESとSnow Manはジャニー氏のエピソードで笑いを…当事者意識のなさに視聴者ドン引き

公開日: 更新日:

■世間とのズレ

「前者は収録、後者は生放送でした。いずれも、ジャニーズ事務所の性加害問題が社会問題化している最中でありながら、放送するテレビ局はもちろん、タレントも笑いを交えて語る姿に視聴者はドン引きしていました。会社が世間からどう見られているのか、事務所内では当事者意識がないのか、教えてくれる人はいないのかといった意見が相次いでいましたね。また、会見を受けたタレントたちのコメントの多くが、被害者に向いたものではなく、ファンへの謝罪や感謝、自身が『頑張っていきます』といったメッセージがほとんど。タレントたちが悪いわけではないとはいえ、世間とのズレが、今後のイメージに影響しないといいのですが……。その感覚は年長組のキムタクの投稿にも表れていますよね」(前出の記者)

 SNSの反応だが、《恐らくこの人達は事務所がどういう状況か理解出来てなくて危機感が無いんだと思う》《この時期このタイミングでよくこんなエピソード出せるなぁ…「なるほど、それで呼び出されて…」って連想しちゃうじゃん》《氏の名前を出すことにも放送したことにも驚愕》《今これだけ世間的に騒がれている事件、過去の被害者のきっかけになった社長の行動を平然と話せる、または事務所もそういうエピソードをメンバーがメディアで話すのを止めたりカットしたりしない箝口令を出さない辺りで罪の意識がない事務所なんだとわかる》《事件が問題になってから後であってもジャニーズのタレントが「ジャニーさんとのほっこりエピソード☆」を話してる場面、何度か見てます》といった具合だ。

 やはり根本的に見直さないと、タレントにとってもマイナスだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」