巨人・田中将大 交流戦での一軍復帰は阿部監督の“親心”…勝手知ったるパのマウンドなら抑えられる?
日米通算200勝まであと2勝となっている巨人・田中将大(36)が二軍でもがいている。18日には約2週間ぶりの実戦登板。イースタン・リーグのオイシックス戦で、3回43球を投げて4安打1失点。3三振を奪い、最速は148キロだった。
1日の広島戦で移籍後3度目の登板に臨んだものの、3回8安打3失点でKO。2戦連続で炎上し、その後は無期限の二軍調整となっている右腕について、さる巨人OBがこう言った。
「巨人首脳陣のもっかの頭痛の種は、田中をいかに復活させて200勝を達成させるか。次回は二軍戦で長いイニングを投げる予定となっていますが、早ければその後、6月3日に開幕するパ・リーグとの交流戦のどこかのタイミングで一軍復帰させる方針があると聞いている。勝手知ったるパとの対戦で、各打者の情報はある程度頭に入っているだろうし、パの本拠地球場のマウンドも知り尽くしていますから」
巨人はこの時期、パから移籍してきた選手を重用する。例えば、交流戦前のミーティングで発言させたり、重点的に起用する傾向がある。