不二家の業績下方修正でSnow Manの“商品価値”に打撃か…ファンはXmasケーキ爆買い恩返しも

公開日: 更新日:

■やっぱり絶大だったSnow Man効果

「20年のSnow Man起用以降、不二家は21年期、22年期と好決算を連発し、同社社長も“Snow Man効果”を表明するほど。しかし、昨年9月7日のジャニーズ事務所の謝罪会見後も、不二家はSnow Manを起用したキャンペーンを大々的に行うなど、なりふり構わないプロモーションに賛否の声があがりました。昨年はSnow Manの特典付きクリスマスケーキの予約受付が即終了するなど、勝負のクリスマス商戦への期待は相当大きかったと思います」(芸能ライター)

 だが、不二家の業績不振は先に触れた別の理由によるもので、《洋菓子事業においては不二家単体でクリスマスの売上が伸長するなど計画を上回りました》と言及しているように、実際のところ、昨年のクリスマスケーキの販売は絶好調だったという。

「ジャニー氏の問題で事務所が危機的状況になっても、Snow Manを起用し続けてくれた不二家への恩返しとばかりに、熱心なファンはケーキの購買に向かったように感じます。クリスマスにあたる第4四半期は、単体で売上高、利益ともに前々期を大きく上回る結果となりそうです。Snow Man効果がなければ、決算はもっと悪化していただけに不二家の期待に十分に応えているのではないでしょうか」(経済ジャーナリスト)

 スノ担の購買力のすごさをまざまざと見せつける結果となった。今や不二家にとってSnow Manは手放せないパートナーといえそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 2

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    旧ジャニーズ自社タレントの誹謗中傷に通報窓口設置も…「当事者の会」見て見ぬふりの“二枚舌”

  5. 5

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  1. 6

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  2. 7

    厚労省が職員9万人を対象に「マイナ保険証アンケート」の愚策…エグすぎる質問事項の“大きなお世話”

  3. 8

    “終わった説”から大逆襲!巨人・菅野智之「最後の全盛期」を手繰り寄せる意外な要因とは

  4. 9

    機内食の猛クレームで通路で土下座をさせられました

  5. 10

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人