広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声
フジテレビは、元タレントの中居正広氏(52)と同局元女性アナとのトラブルを巡る対応の悪さから、1月には多くのスポンサーが撤退。未だに有力スポンサーが離れたまま。だが、"怖いものなし"ともとれる同局の番組作りの姿勢を指摘する声も。
「昨年12月放送の特番では元タレントの田代まさし氏(68)が地上波復帰を果たしました。覚せい剤取締法違反による逮捕・服役などを経て、昨年4月に保護観察の期間が終了したばかりで、放送後は倫理感を問う声も少なくありませんでした。さらに、フジテレビ問題発覚後の2月24日に放送された『国民が選ぶ!志村けんの爆笑ベストコント30』で、モザイクが外された田代氏が登場し話題になった。現在は更生しているとはいえ、話題性を重視した番組のあり方に批判があった。同局は、絶頂期に掲げていた『面白くなければテレビじゃない』の精神を引きずっているのでしょうけど、世間ズレが甚だしい」(番組制作会社関係者)
4月6日放送の『Mr.サンデー』でも、MCの宮根誠司(61)、元フジアナウンサーの長野智子(62)、弁護士の橋下徹氏(55)らが、「フジテレビ問題」についての討論会を実施。生まれ変わった同局の報道姿勢を示すどころか、元女性アナが受けた「性暴力」は「業務上」であったというテーマから、出演者らが「社内恋愛は駄目なのか?」と、本質とは異なる議論を展開するありさま。