電話でも大丈夫! 老親の病気を見抜く会話術10項目

公開日: 更新日:

(7)脈拍が正常かどうか
 心臓突然死や脳梗塞は、心臓が不規則に動く心房細動が原因になるケースが多い。手首に指をあてて自分で測ってもらい、1分間に60~90回なら問題ない。日常生活で動悸や息切れがないかも聞いておく。

(8)健康診断を受けているかどうか
 1年に1回、肺、胃のレントゲン検査を受けているかどうかをたずねる。肺がんが進行すると、咳(せき)が長引いたり、血痰(けつたん)が出たり、胸の痛みといった症状が出るが、その時点では遅いケースが多い。肺と胃の検査はできるだけ受けさせる。

(9)服用している処方薬を教えてもらう
 どんな持病があるか、リスクを抱えているかを把握できる。飲んでいる薬の説明が記載されている用紙をファクスしてもらえば、自分で調べられる。

(10)「サクラ、ネコ、電車」を覚えているか確認
「花の名前、動物、乗り物」など、ヒントを与えてもいい。2つ以上、思い出せれば問題なし。

 最初は手際よくいかないかもしれないが、これが親子で会話するきっかけになれば、自然と老親の健康を把握できるようになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ