電話でも大丈夫! 老親の病気を見抜く会話術10項目

公開日: 更新日:

 離れて暮らす老親の体調が心配だ。しかし、子供に余計な心配をかけたくないからと、具合が悪くても何も言わないでいる親は多い。ならば、たまの電話や数少ない会話の中で、老親が抱えている“リスク”をしっかり把握しておきたい。そのためにはどんなことを聞いておけばいいのか。「江田クリニック」院長で、毎日200人前後の患者を診察している江田証氏に詳しく解説してもらった。

「病気の種類はたくさんありますし、専門家ではないのに少ない会話の中から細かい病状や正確な診断を下すのはなかなか難しい。まずは、日本人の死因のトップ3であるがん、心疾患、脳血管疾患のリスクについて把握し、同時に認知症のチェックもしておきましょう。がんは、死亡率が高い肺、胃、大腸に注意してください」

 以下の10項目をたずねれば、ほぼ全身をレビューすることができるという。

(1)「サクラ、ネコ、電車」という3つの単語を覚えてもらう
「長谷川式認知症検査」の質問項目のひとつで、時間を空けてから覚えているかどうかを再びたずねる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる