うつぶせで左右に「ゴロ寝」 腸を動かして体調不良とオサラバ
“うつぶせ寝でゴロゴロ”だけでもOKだが、さらに効果を高めたい場合や、「寝転がっている時間がない」というような場合は、トイレでのストレッチを。
便座に座ったまま、上半身を左右にひねる。座り続けでは腸が動かないので、腸が動くことをイメージしながらやる。
ちなみに、便秘に悩んでいる人はトイレは1回につき3分まで。その時間内に排便しなければ、いったんトイレから出る。それ以上座り続けても腸は動かず、便は出ない。
加えて、余裕があれば、次のことにもトライだ。
まずは、食前にも歯磨きをする。
「口腔内の細菌を減らすと、のみ込む細菌が減り、それらの細菌が発生するガスの量も減ります。だから歯磨きが効果的。食前に行えば口腔内細菌が減少します」
次に、食物繊維を適度に取る。腸の環境をよくする善玉菌を増やして、腸内のガスを増えすぎないようにする。
そして、“プチ断食”を取り入れる。すると、腸内細菌がガスの原料となる食べ物を届けられないため、腸内で発生するガスが減少する。
「私が子供の頃は、畳の生活だったので、しょっちゅううつぶせ寝でゴロゴロしていました。今は意識しないとできない時代です。ぜひ、日課として取り入れてください」