その結果、テレビの視聴時間が1日2時間未満と比較して、6時間以上では脳卒中による死亡が10%、心臓病による死亡が24%増加する傾向にありましたが、統計的に有意な差はありませんでした。しかしながら循環器系の疾患全体(脳梗塞や脳卒中などを含む)による死亡では14%で、統計的にも有意に増加しました。5時間以下では明確な差は出ませんでした。
テレビを6時間見る生活にならざるを得ない環境というと、寝たきりの病人やお年寄りを想像します。その点、この結果には議論の余地もありそうです。しかし、少なくともテレビを6時間以上、視聴する生活は健康的とは言えないかもしれません。