「EGFR」と「遺伝子変異」に注目が 大腸がん治療最前線

公開日: 更新日:

 つまり、国内における大腸がんの治療最前線では、切除不能の進行・再発がんに対し、①がん組織のタンパク質や遺伝子などを調べる(バイオマーカー)②抗がん剤の効果や副作用を予測して高い効果を発揮する薬を選ぶ――となっている。

 また、RAS遺伝子に加え、DNAミスマッチ修復機能欠損なども重要なバイオマーカーであることが判明している。

「今後は、遺伝子変異で細かく分かれ、それに対して治療方針を立てていくようになる。欧米と比較して、日本はバイオマーカーの臨床への導入が遅れているが、新しく出た遺伝子関連検査のガイダンスがそのギャップを埋めていくでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ