生活が一気に快適に 鼻詰まりから抜け出す「4つの知識」

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 理想的なのは、治療の前後でCTを撮る。副鼻腔の膿の状態(菌の状態)を確認できるからだ。治療前のCTと比較して膿の状態が改善されていなければ、治療がふさわしいものでなかったか、不十分だったかだ。

 改めて、正しい治療を行うことができる。

手術を繰り返す場合も

 好酸球性副鼻腔炎のケースだ。

「当院では、好酸球性副鼻腔炎の患者さんには、軽症例を除き、手術前にステロイド内服で鼻ポリープ(鼻粘膜の一部が腫れて垂れ下がったもの。鼻茸ともいう)を縮小し、手術で鼻ポリープを切除。その後もステロイドの点鼻薬や内服薬でうまくコントロールしていきます」

 しかし、ずっといい状態が続かない患者は結構いる。

「悪化程度によっては手術を何度か検討してもらい、患者さんのQOL(生活の質)を上げるようにしています」

 患者の負担を少しでも軽くするため、同クリニックでは日帰り手術を実施している。

 たかが鼻、ではないのだ。

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