10年前に発覚 研ナオコ「橋本病」で声のキーさらに低く

公開日: 更新日:

 脳波を抑える片頭痛の薬と橋本病の薬を処方していただいて、程なくあんなにつらかった片頭痛は治まりました。現在は「チラーヂン」という橋本病の薬を毎日2錠飲んでいます。

 一般に橋本病の患者はむくんだり、体重が増える人が多いと聞きますが、私は痩せてしまいました。おかげさまで今は体重も元に戻り、体調がいいから精神的にも楽になりました。ただ、声は戻りません。橋本病になると声が低くなるらしいんです。私はもともと声が低いのですが、さらに男性に近いキーになりました。それはそれで気に入っています。

 甲状腺の病気は女性がかかりやすく、遺伝的要素が強いといわれるので、娘のことが心配になってすぐに検査を受けさせました。すると、やっぱり娘も橋本病。しかも、娘は甲状腺に石灰化した腫瘍があると診断されて手術をしました。だんだん大きくなるけど切除はしなくてもいいと言われたのですが、彼女は「気になるから切除したい」と希望したんです。

 で、切除してみると、まだ石灰化していなくてがん細胞が生きていた。あのまま放っておいたら大変なことになっていたかもしれないと思うと、娘の決断力というか直感に感服します。2011年の話ですが、おかげさまで娘も今はとても元気に歌手活動を続けています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」