日本ではどんな時間帯に手術をしても成績に差は出ない
午前と午後の違いでいえば、術後の検査の中に人員の問題で昼間ならできる検査が夜はできないケースがあるにはあります。しかし、その多くは特殊な検査で、一般的な検査は夜でも行えます。
そもそも、術後に特殊な検査が必要になる状況というのは、手術自体がうまくいかなかったということです。手術をしっかり望ましい形で終わらせていれば、その後は通常の管理で何も問題はありません。そうした観点からいえば、いつ手術を実施したかどうかはまったく関係ないといっていいでしょう。
全体の手術成績が良く、合併症も少ない施設は、どの時間帯の手術でも高い水準をキープしているといえます。不安がある方は、施設のホームページなどで手術成績をチェックしてみてください。