治療は自宅でOK 花粉症の根治薬「シダトレン」の効き目

公開日: 更新日:

 今年の冬は全国的に寒く、2月上旬まで強い寒波に見舞われた。おかげで何となく忘れていたが、いくら冬が長くても、シーズンになれば花粉は飛ぶ。それも今季は飛散量が多いという。花粉症対策は早めが肝心で、いまさらやれることは限られるが、症状が出るまで何もやらずに後悔する人も少なくない。涙や鼻水でグシュグシュの今だから、患者が知っておくべきこととは?

 日本気象協会の花粉飛散予測によると、今年は北海道と中国、九州地方をのぞき、前年よりも飛散量が多いとされている。東北は210%、関東甲信は150%、近畿は110%という具合。おかげで「今年はひどいですよね~」という時候のあいさつが、あちこちでマスク越しに交わされているのだ。

 こんな状況は、これからもしばらく続く。

 スギ花粉のピークは、東京で3月上旬から4月上旬、大阪で3月上旬から中旬となっていて、それが終わるとヒノキ花粉の飛散が始まる。そのピークは東京と大阪がともに4月上旬から中旬という。あと1カ月は、鼻水や鼻づまり、目のかゆみで、眠れない夜を過ごすことになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ