自律神経<下>体調不良はPC・スマホ作業中の姿勢が原因

公開日: 更新日:

「対策として、マウスは縦型に近い形状の『エルゴノミクスマウス』を使うといいでしょう。回内が少なくてすむので、手首をはじめとした骨格への負担を軽減してくれます。また、私は左手側にもマウスを置いています。できるだけ左右交互にマウスを使って、右手の負担を減らすためです」

 パソコン操作は座り姿勢はもちろん、使用時間も注意が必要。緊張状態で仕事し続けると、交感神経が過度に優位になり、自律神経に大きな悪影響を及ぼしてしまう。できれば30分に1回、長くても1時間に1回は画面から目を離し、立ち上がって軽く体を動かすようにしよう。

 パソコン操作は仕事上、仕方がないが、より使用時間に気をつけたいのはスマホだ。スマホは手で持って操作するので、より顔を近づけて画面をのぞき込むような前かがみ姿勢になるからだ。

「スマホは想像以上に骨格に大きな負担をかけます。連続使用時間は30分以内、一日の使用時間は2時間以内に抑えるのがいいでしょう。持ち方を変える(手首をニュートラルポジションにする)だけでも、だいぶ負担は軽減されます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった