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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

新型コロナ防止はやはり「3密回避」が重要 カナダ誌で論文

公開日: 更新日:

 解析の結果、新型コロナウイルスの感染者数は、集団集会の制限で35%、学校の休校措置で37%、ソーシャル・ディスタンシングの実施で38%、統計的にも有意に低下しました。

 他方で気温や湿度の上昇については、明確な関連性は示されませんでした。

 この研究から明らかなのは、新型コロナウイルスの流行に気温や湿度が与える影響はわずかであるということ。そして感染予防としての手洗いに加え、いわゆる3密(密閉、密集、密接)の回避が流行の拡大防止に重要であるということです。

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