心不全の「和温療法」重症者が劇的に改善するケースもある

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「湯温が42度になると心臓に負担をかけるので危険です。41度という湯温は必ず守ってください」

 和温療法は、一般的なサウナとはまったく別のものだ。温度も、時間も、すべてエビデンスに基づいている。

 一般的なサウナで心臓病を治せる、と誤解してはいけない。

●心不全
 高血圧糖尿病脂質異常症などが最初の原因。そこから心筋梗塞や心筋症などの心臓病を起こし、その後の治療が不十分だと、急性の心不全(急性心不全)を起こし、慢性化する(慢性心不全)。再発→入院→退院を何度も繰り返し、それにつれてどんどん心臓が悪くなり、最終的には治療法がほぼなくなり死に至る。

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