肩甲骨<上>ハーバード大客員教授が教えるガチガチ度チェック法
「肩甲骨が硬いと上半身の血流が悪くなるので、首や肩のこりの原因になることは何となく想像がつくと思います。しかし、他にも『だるい』『疲れが取れない』『ぐっすり眠れない』『血圧が高くなる』『腰が痛い』『体が冷える』など、体のさまざまな不調につながります。その悪影響を及ぼす最大の理由は、首を突き出し、背中が丸くなり、肩が前に出る『前かがみの姿勢』になるからです」
まずは、自分の肩甲骨がどれくらい硬くなっているか、「肩甲骨ガチガチ度チェック」で確認してもらいたい。
【肘がどの高さまで上がるか】
①胸の前で、両手のひらと両肘をくっつける。
②手のひらと肘をくっつけたまま真上に上げる。
[判定]肘を鼻の高さまで上げることができたらOK。①の段階で両肘をくっつけることができなかったり、鼻の高さまで上げられなかったりしたら、肩甲骨が硬くなっている可能性がある。
【後ろで組んだ腕がどこまで上がるか】