足<上>「足寿命」を決めるポイントと3つの体操 国内初の足の総合病院院長が教える
①壁に向かって立ち、両手の肘がちょうど伸びる程度の距離を保った状態で両手を壁につく②左足を1歩下げる。つま先は真っすぐ前に向け、かかとを浮かさないのがポイント③少しずつ壁に体重をかけ、右足の膝をゆっくり曲げていき、左足のふくらはぎを伸ばす。このとき両手は少し曲げてもOK④もう片方の足も同じように行う。
これを左右20秒ずつで、1日3セットを目安にする。
【土踏まずの形が改善する「足首サッサ」】
「足のアーチを整えるには、膝の裏側からかかとへ向かって伸びる後脛骨筋をはじめ、複数の筋肉に働きかける必要があります。そこで、この体操で足裏のアーチを形成する筋肉にアプローチします」
①椅子に浅めに腰をおろして、リラックスした状態を保つ。足は肩幅程度に軽く開く②足の裏は完全に床につける。足首はなるべく真っすぐにし、つま先を少し外側に向ける③右足のかかとと小指を床につけたまま、足首を少し倒すようにして親指側を浮かす④そのまま小指で床をサッサと掃くように、内側へこする。このとき足のアーチに力を入れ、ふくらはぎの内側の筋肉をしっかり使う感覚で行う⑤左足も同じように行う。