血液サラサラ薬を飲んでいるなら、ちょっとした頭の打撲も要注意 すぐにCTで検査をと医師

公開日: 更新日:

「それも大半が自宅での転倒です」

 ただでさえ高齢者の転倒は寝たきりにつながりかねないのに、抗血栓薬服用の人が転倒による頭部外傷で脳内出血を起こしたら、寝たきりはおろか、そのまま死に至る可能性がある。

「さらに抗血栓薬を服用している人は、『トーク(話す)&デテリオレイト(悪化する)』も有意に多い。これは、転倒した直後は元気で話もできているのに、しばらくすると意識障害や麻痺が出て昏睡状態になっていく現象です」

 抗血栓薬を服用している人が押さえておくべき点は次の3つだ。

【軽く頭を打っただけでもすぐに病院へ行く】

 前述の通り、「トーク&デテリオレイト」が起こりうることも考えられるので、なんともなくても脳神経内科や脳神経外科がある病院をすぐに受診し、CTで脳内出血がないかを調べてもらう。

【転倒しないようにする】

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット