著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ラーメンを食べるなら"穴あきレンゲ”がいいかも…塩分摂取量に違いが

公開日: 更新日:

 血圧の値が高くなると、脳卒中の発症リスクが高まります。また、塩分の摂取量が多い人では、血圧が高くなる傾向にあります。日本人は、世界的にみても塩分の摂取量が多い一方で、減塩に対する関心が低い人も少なくありません。そのため、無理なく塩分摂取を減らす方法に注目が集まっています。

 近年、食事習慣の改善に関して、行動経済学的なアプローチの有用性が報告されています。たとえば、紅茶に砂糖を加える際、小さなスプーンを用意すると、通常のスプーンと比べて、砂糖の消費量が27%減ることを報告した研究もあります。このように、より好ましい選択をするよう後押しする手法を、行動経済学では「ナッジ」と呼びます。そんな中、減塩に対するナッジの有用性を検証した研究論文が、栄養学の専門誌に2023年6月24日付で掲載されました。

 日本で行われたこの研究では、男子大学生36人(平均20.7歳、体格指数[BMI]22)が対象となりました。被験者は、箸と一般的なレンゲを使ってラーメンを食べる群と、箸と穴あきのレンゲを使ってラーメンを食べる群にランダムに割り振られ、食後の満腹感や塩分摂取量などが比較されました。

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