他者との心の距離をコントロールする「コード・スイッチング」
正直な言葉や素の言葉を、私は“すっぴん言葉”と呼んでいるのですが、着飾らない言葉というのは、相手にとっても、そして周りにいる人に対しても好意的な反応を示すケースが多い。その分かりやすい言葉が、タメ口なのです。
目上の人や好意を寄せている人と距離感を縮めたいときは、自分の感情や感想はタメ口で伝えてみる。逆に、「あなたに興味がない」と伝えたいときは、敬語を含めたお堅い言葉で伝える。コードをスイッチングすることで、他者との距離感をコントロールできるのです。
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