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黒﨑弘正江戸川病院放射線科部長

江戸川病院放射線科部長。1995年、群馬大学医学部卒。医学博士。日本専門医機構認定放射線専門医、日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医。JCHO東京新宿メディカルセンターなどの勤務を経て2021年9月から現職。

放射線科の医師って何をする人なのか…技師との違いは?

公開日: 更新日:

 はじめまして。江戸川病院(東京都江戸川区)放射線科部長の黒﨑弘正です。

 みなさんのなかには、放射線科の医師というと、2019、21年に放映された人気テレビドラマ「ラジエーションハウス」を思い出す人がいると思います。

 人気俳優の窪田正孝さん演じる主人公の診療放射線技師(以下=放射線技師)と本田翼さん演じるヒロインの放射線診断医を軸に、病院内の放射線診療チームの活躍を描いた医療ドラマです。

 漫画が原作なので主人公が放射線技師と放射線診断医の資格を持っているという、現実にはありえない設定ではありますが、監修が現職の医師ということで現場の雰囲気はリアルな一面もあったと聞いています。

 そのせいか、ドラマが放映されていた当時は、ドラマの内容が実際の医療現場で行われているかのように思う患者さんが大勢いました。

 ですから、「放射線技師の方が正確な診断ができるのではないか」「新人の放射線医師より技師の方が信頼できるのでは」といった疑問をぶつけられることも多々ありました。

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