これで下痢には悩まない(3)あなたの下痢は「過敏性腸症候群」なのか

公開日: 更新日:

 注意しなければいけないのは、便の中に血が混じっている、なんらかの薬を大量に服用している、熱が出る、飲酒量が多い、痩せ始めるなど、下痢だけではなく“プラスアルファ”があるケースだ。

「気になる場合は採血して検査しますが、大きな病気につながるようなケースはほとんどありません。みなさん膵臓などを心配されますが、患者さんが思っているほど深刻なことはめったにないんですよ。特にお腹の症状だと、ずっと悩んでいて、ネットで調べて……という方も多いので、『この病気に違いない!』と思い込んでいる方が多い。そういう方はすごく対処がしにくいですよね。調べても良いことは絶対に書いてないので、特に自分のことは調べない方がいいんです。一般の人が表面的に調べると、だいたいがんに行きついてしまいますから」

 ネットで検索するのもほどほどにすべきかもしれない。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ