少子化対策の切り札に? 世界初!AI予測モデルによる精液なしの男性不妊スクリーニング検査
こうした精液検査の必要性を認識していても、一度検査を経験すると二度としたくない、という男性も多く、不妊治療の障壁になっている。小林医師はこうした男性不妊治療の障壁を解消するため、ソフト開発やデータ解析を行う民間会社との共同研究を行っていて、オリジナルのAI予測モデルの商品化を進めているという。
「AI予測モデルの商品化により、男性不妊の認識が変われば、ハードルの高い精液検査をより身近に感じてもらえるはず。それは不妊治療を前進させ、少子化対策の一助になるのではないか、と期待しています」