【八角】「脾」と「腎」を温めて冷えによる腹痛に威力を発揮
八角は中国のスパイスミックス「五香粉(ウーシャンフェン)」にも含まれています。五香粉は、八角以外にもシナモン、花椒、クローブ、フェンネルとすべて身体を温めるスパイスが配合されています。食卓に常備して肉や魚にふりかけるのもおすすめです。
八角の腹痛改善効果を高めるには、お腹を温める働きが高いカボチャ、ネギ、シナモンを組み合わせるとよいでしょう。
■八角高齢薬膳レシピ
カボチャとネギのオリエンタルスープ
お腹を温める働きのある八角、カボチャ、ネギ、シナモンを組み合わせたレシピ。ほんのり甘みのあるオリエンタルな香りのスープは、食べるほどに身体がポカポカに温まります。
【材料】2人分
●カボチャ(食べやすく切る) 100g
●ネギ(3センチ長さに切る) 1本
●八角 1個
●シナモンスティック 1/2本
●A(しょうゆ、オイスターソース=各大さじ1/2、酒=大さじ1、鶏がらスープの素、カレー粉=少々)
【作り方】
鍋に水2カップ、シナモンスティック、Aを入れて煮立て、食べやすく切ったカボチャ、3センチ長さに切ったネギを入れて5分煮る。塩、こしょうで味を調える。