糖尿病専門医が勧める「16時間断食」とは? 痩せて免疫機能が高まる…メリットとデメリット
「16時間断食は、睡眠時間と空腹時間を組み合わせることで無理なく実践できます」
■空腹に耐えられない時はナッツ、チーズ、ヨーグルトを
何も食べない時間を連続16時間にすればいいので、例えば8時間睡眠の人は、起きてから4時間、寝る前4時間を食べないようにする。朝7時起床なら、11時に第1食目を取り、19時にはその日の食事を終え、23時に就寝。睡眠時間や生活スタイルによって調整できる。
「『食べていい時間』は何を、どれだけの量食べても構いません。『食べない時間』のうち空腹で耐えられない時はナッツ、生野菜サラダ、チーズ、ヨーグルト、ゼロカロリーの飲み物を取ってください。週1回程度から始め、最初のうちは『食べない時間』を12時間にしても構いません。継続が大事なので、無理せず、自分ができる範囲で行ってください」
16時間断食の注意点(デメリット)としては、脂肪と共に筋肉も落ちてしまうことが挙げられる。青木医師は「エレベーターではなく階段を使う」「スクワットなどの筋トレを行う」ことを勧めている。