他人が家に入るのは嫌…90歳女性に強い抵抗を示されてから4年
「体調、お変わりありませんか?」(私)
「まぁ、あんまり良くはないけど、しょうがないわよね(笑)」(本人)
「でも、お顔の色はとても良さそうですよ」(私)
「おかげさまで、ありがとうございます」(娘さん)
関わり始めて今年で4年目。すっかり私たちを受け入れてくださるようになり、以前よりも明るく前向きな気持ちで生活されているように感じます。腰痛や下肢の痛み・しびれをやわらげるために、腰椎硬膜外ブロック注射や痛み止めの調整を行いながら、自宅での生活を続けられています。これはひとえに、地域の病院と私たち在宅医療チームの間で、患者さんへの信頼という「バトン」をつなげることができた成果だと感じています。