妻と娘は「覚悟した」…げんしじんさん急性心筋梗塞で死の淵からの生還を振り返る

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 それから、集中治療室で管だらけの身動きが取れない“地獄”の日々を送り、心臓補助装置が外れて一般病棟に移れたのは5日目。奇跡的に後遺症もなく、トータル12日間で無事退院となりました。すべてが急展開で嵐のような出来事でした。

 壊死した心臓の細胞は元には戻らないそうですが、周りの細胞がカバーをしてくれるもののようです。それでも普通は50%戻るのがいいところで、めまいや動悸といった後遺症が残ると言われました。ところが、予想を上回る回復力で「ここまで回復できたのは奇跡」と言われました。今は日常生活で何の問題もありません。

■面会に来た妻と娘から衝撃的な話が

 ただ、「今だから言うけど……」と妻が切り出した話が衝撃的でした。3時間ほどの緊急手術が終わって集中治療室に移ったタイミングで妻と娘に面会できて、心配かけまいと冗談ぽく「死にかけたわぁ」と言ったのですが、僕に面会する前に妻と娘は先生からこう言われたというのです。

「手術は終わりました。通常では考えられませんが、なぜか意識があります。今、会ったら元気に見えると思いますが、2~3日以内に心臓が破裂する可能性が極めて高いです。覚悟しておいてください」

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