裏金疑惑で強制捜査 ここが安倍派の“立件ライン”…Xでは《権力と闘って》がトレンド入り

公開日: 更新日:

「派閥の会計責任者はまだしも、議員本人の立件のハードルは高い」(元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士)との見方がある一方、特捜部は全国から応援検事を集めて異例の50人態勢という力の入れよう。世論も検察の動きを後押ししている。X(旧ツイッター)上では、〈#東京地検特捜部は権力と闘ってください〉がトレンド入り。

 各派の会計責任者らを刑事告発した神戸学院大教授の上脇博之氏がこう言う。

「派閥の事務方である会計責任者だけが刑事責任を負うとしたら、どう考えてもおかしい。少なくとも派閥会長や事務総長を務めた議員はカネの流れを知っていたはずです。共犯として立証することは十分可能でしょう。これだけ大々的に捜査しておいて、議員はおとがめなしだったら、それこそ特捜部の沽券にかかわる。検察の本気度に期待します」

「大山鳴動してネズミ一匹」すら出なかったなんて、冗談にもならない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育