ペットの流動食はかなり高価…飼い主の負担を減らす「裏ワザ」とは
エサとして与えるときは、使用済みの注射ポンプをお渡ししていて、それで流動食を吸い込んで口先から直接飲ませてもらいます。注射ポンプは家庭では捨てられないので、吸えなくなったら、必ず返却してもらい、新しい使用済みと交換するのが約束です。
保管は冷蔵庫で、2~3日はもつと思います。流動食を吸い込んだポンプごと湯煎して人肌に温めるのがコツ。これなら高価な流動食を用意しなくても、自分で作ることができます。水に溶かしてよいタイプの薬なら、混ぜてもOKです。
使用済み注射ポンプがなければ、ホームセンターなどで流動食用のポンプを買うとよいでしょう。1000円ほどで、長期間使用できますから、便利です。
■おいしくないのがミソ
ただし、こうやって作った流動食は水で薄めるので正直、おいしくありません。しかし、それがミソ。流動食で内臓面がよくなっても、その後の食事は処方食が推奨されます。その処方食もおいしくないのに、「流動食よりはマシ」とワンちゃんやネコちゃんが渋々食べてくれることが少なくないのです。