グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(1)大企業を3年で辞めて起業家へ転身

公開日: 更新日:

 安定した大企業の社員から起業家へ転身──こう書けば聞こえはいいが、現在ほど転職や早期退職がポジティブには捉えられていなかった時代。周りの目は冷ややかだった。中島自身も「後ろめたい気持ちがあった」と振り返る。しかし決めた以上は、新しい場所で勝つしかない。中島が選んだ道は、自動車部品の製造販売だった。

「80年代後半は自動車雑誌が飛ぶように売れていました。車検も規制緩和されて、誰もが自由にカスタムできるようになる。当然そこには大きな市場ができるだろうと踏んだのです」

 しかし、自動車部品について、中島は完全に門外漢であった。(つづく)

(取材・文=いからしひろき/ライター)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる