日経平均株価4万円は序の口 想定外の“アゲアゲ相場”で稼ぐ必勝法
“買い時”は4~5月
ここから先、株価がどう動くかを知れば、購入の時期を見極めやすくなる。株式アナリストの櫻井英明氏はこう指摘する。
「2月は少し弱くて、3月は頑張る。4月、5月はあまり良くない。6月、7月にピークをつけ、そのあとは米大統領選があるので休憩、12月は久しぶりに掉尾の一振になると思っています」
掉尾の一振とは、年末にかけ株価が上昇していくという相場格言だ。買い場は、「あまり良くない」4月、5月あたりか。
確かに4月は25~26日に日銀の金融政策決定会合があり、マイナス金利解除などが囁かれている。一般的に金利上昇は株式市場にマイナスなので、株価暴落もあり得る。そこが買いのタイミングだとしても、そのまま株価下落が続けば大損の危険性だってある。
「そこは大丈夫だと思いますよ。一時的に下落したとしても、日銀の金融政策は正常に戻るのです。正常に戻るのだから、何の心配もいりません。日経平均の4万円突破も十分にあり得ます」(櫻井英明氏)
ピークをつける7月、もしくは掉尾の一振の12月に4万円到達だとしたら、ただ指をくわえて眺めているのはもったいない。