詔書の原案 天皇は国体護持を認めない判断にはかかわるべきではない
前述したように原案は第1稿から第2稿へ、いくつか部分的に手直しをした上で8月13日の夜、安岡正篤の元に推敲の意味を込めて届けられた。安岡はこの該当部分について、次のように直したとされている。
「朕ハ義命ノ存スル所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ萬世ノ為ニ太平ヲ開カント欲ス」
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