小池陣営は“ステルス作戦”徹底か…前代未聞「会いに行けない百合子」vs「街に出る蓮舫」の行方
〈#萩生田百合子〉トレンド入りに小池陣営ピリピリ
小池知事は蓮舫氏との公開討論からも逃げようとしている。日本記者クラブ主催の共同会見で、蓮舫から「テレビ番組が企画した討論会に(一緒に)出ていただけないか」と求められたが、「いくつか討論の機会もいただいているので、それらを生かしていきたい」とゴニョゴニョ。歯切れが悪かった。
小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会関係者が言う。
「ある報道番組は、知事が蓮舫さんから追及される場面ばかりを切り取って放送していた。公開討論に出れば同じことの繰り返し。どうせ知事が攻められるシーンを流すのだろうから、出ない方がいい」
自公与党の組織票をアテにできる小池知事は、低投票率であるほど有利。街宣や公開討論で悪目立ちして有権者の関心を高めない方が得策ということだ。思惑通りにコトが運ぶかどうか。
「蓮舫陣営は知事と裏金自民党、とりわけ萩生田都連会長が握っていることを浮き彫りにする戦略を取っています。20日の蓮舫氏の第一声では、駆けつけた立憲民主党の長妻昭政調会長、辻元清美参院議員が口々に〈小池知事の後ろに萩生田さんがいる〉などと訴えていた。知事陣営はX(旧ツイッター)で〈#萩生田百合子〉がトレンド入りしたことに神経をとがらせています」(前出の都政関係者)
蓮舫氏は21日、萩生田氏のお膝元の八王子で街宣予定。どれくらい票を引きはがせるか。