米トランプ大統領を「平和を愛し、温かい心を持つ」と評した安倍昭恵氏の眼力は「慧眼」か「節穴」か
《王様万歳》――。自身のSNSでこう投稿したトランプ米大統領(78)。ホワイトハウスの公式アカウントもX(旧ツイッター)で、王冠をかぶるトランプ氏のイラストを掲載するなど、今のトランプ政権は17世紀のフランスの絶対王政を彷彿とさせるようだ。
米憲法には「いかなる貴族の称号も合衆国によって授与されてはならない」とあり、民主党の知事や議員からは「我々は王に支配されていない」「真の独裁者の発言」などと批判する声が上がっている。
自分に逆らう者は容赦なく排除する、という強硬姿勢は、北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党総書記(41)と変わらないだろう。
他国に脅しをかけて有利な譲歩を引き出す「トランプ流ディール」。先の大戦の反省を踏まえ、新たな民主主義制度を世界に構築するべく指導的な立場を貫いてきた米国はその方針を大きく転換させ、強大な軍事力を背景にした「こん棒外交」の時代へと時計の針が逆回転し始めたようだ。
そんなトランプ政治に対して当然のごとく、世界各国では驚きや批判の声が上がっているのだが、この人物は違うらしい。故・安倍晋三元首相の妻、昭恵氏(62)のことだ。